近年、IT業界でも会社員としてではなく、独立して仕事にあたる人が増えてきました。
独立は理想のワークライフバランスを確立できる、魅力のある働き方です。
しかし、その一方で仕事の獲得をはじめ、さまざまな業務をすべて自分でこなさなければなりません。
中でも大変とされているのが、確定申告などの納税です。
会社員なら会社が個人に代わって納税してくれますが、個人事業主の場合は所得に応じた税金を自分で納税する必要があります。
そのため、税金を知識を正しく理解しておかなければ、本来節税できる分を多めに納めたりと、損をしてしまうケースもあるのです。
損しないためにも、独立するにあたっては税金の知識を身につけておきましょう。
また、節税対策を考える場合には、特に経費の仕組みを理解しておくことが大切です。
経費とは、事業で使用したお金のことを指します。
仕事で外出した際の交通費や、何か道具を購入した際の購入費などは経費の対象となるのです。
確定申告時は収益から経費を引いた金額が所得とみなされるため、この経費の額が増えるとその分所得の額も減少します。
つまり、経費を増やして所得額が抑えられると、かかる税金を節約できるわけです。
ただし、事業に関してお金を使えばすべて経費になるわけではないので、注意する必要はあります。
とはいえ、本来経費として計上できるものを見逃してしまうのは非常にもったいないです。
何が経費に該当するのかをしっかりと調べて、賢く節税対策を行いましょう。